Welcartは領収書や請求書を自動でPDF出力する機能がついていて便利なのですね。でも完全自動出力なので、手を加えにくいのが玉にキズです。なんかWordやExcelで作ったみたいで(^^;
せめて社印や印鑑画像が入れられれば、と思っていたのですが、実は簡単に挿入できることがわかりました!
元ネタは何のことはない、本家Welcartの開発フォーラムにまんま紹介されていました(^^ゞ
function my_filter_pdf_sign() { return get_template_directory() . '/images/*****.png'; } add_filter( 'usces_filter_pdf_estimate_sign', 'my_filter_pdf_sign' ); add_filter( 'usces_filter_pdf_invoice_sign', 'my_filter_pdf_sign' ); add_filter( 'usces_filter_pdf_receipt_sign', 'my_filter_pdf_sign' ); add_filter( 'usces_filter_pdf_bill_sign', 'my_filter_pdf_sign' );
最初の関数で、画像のパスとファイル名を指定しています。ここは各自書き換えます。
次の4行のフィルターフックは、上から見積書、納品書、領収書、請求書のそれぞれのPDFに、画像をセットしています。Welcartの会員登録ページでは、ユーザーが領収書と請求書をダウンロードできますが、管理者はさらに管理画面から見積書、納品書も発行できるので、この4種に挿入する、ということですね。
あともうひとつフィルターフックが必要です。
function my_filter_pdf_sign_data() { return array(110, 40, 50, 50); } add_filter( 'usces_filter_pdf_sign_data', 'my_filter_pdf_sign_data' );
こちらは画像の位置とサイズを指定するフィルターフックです。関数の中の配列(array)の4つの数字が、左から画像の横位置、画像の縦位置、画像の幅、画像の高さ、となっています。
PDFですので単位はpxではなくインチなのか何なのか、よくわからなくて私は何度もリロードして調整したのですが(^^;、横位置の「110」の値はちょうど領収書右側のサイト名、社名、住所等の位置と同じですので、左揃えでいい場合は110のままでいいと思います。
画像サイズは正方形なら楽なのですが、長方形の場合は縦横の比率を計算して指定しないと画像が歪むのでご注意ください。
やはり印鑑が入るだけで印象も違ってきますね。ぜひ活用してください。
またその他のPDFに出力される項目のカスタマイズについては、やはりフィルターフックでの対応になります。PDF出力は「usc-e-shop」>「includes」内の「order_print.php」が行っていますので、このファイル内のフィルターを見れば他にもいろいろカスタマイズできると思います。
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